春のお悩みTOP3

福山市で漢方相談をしている今岡薬局医療センター前店の今岡です。
だんだん日がながくなってきましたね。
春が近づくと増えるお悩みがあります。
TOP3わかりますか?

第1位 花粉症
第2位 肌荒れ・ニキビ
第3位 不眠(ぐっすり眠れない・朝疲れがとれていない)

花粉症と不眠については過去のブログに何度か載せているので
今回は「肌荒れ」について書きます。
新型コロナ対策でマスク生活があたりまえでしたが、
「卒業式にはマスクをはずそう。」と政府が言い始めました。
花粉症の私と、娘は困りました。
新型コロナが流行する前から、この時期にマスクをするのは当たり前ですので
外せといわれても困るのです。

マスクで擦れたり、蒸れてかぶれている人も多いのではないでしょうか?
なんとかしてと切実なお悩みです。

インターネット、インスタグラムなどで「肌荒れ・にきび」と調べると

1)飲むタイプ
ビタミン剤・乳酸菌・トラネキサム酸・Lシステイン・プラセンタ製剤
2)美容皮膚科(自由診療)点滴・注射
白玉(グルタチオン)・高濃度ビタミンC・ヒアルロン酸・ニンニク(ビタミンB・C)
など膨大な情報があふれています。
どれも即効性がある魔法のように書かれています。

しかし、皮膚がうまれかわるには1~2か月かかるのです。
たった1回の注射・点滴などでよくなるわけがありません。
だからといって高額な医薬品・サプリメントを延々と買うことはできないですよね?

理想的には、ストレスのない生活・良い睡眠・バランスのとれた食事・規則正しい排便ができれば肌あれもなくなり、健康になれます。

そんなことはいっていられない方は、
肌荒れに効く漢方薬・肌にいいと昔からいわれている健康茶・サプリメントなどありますので
一度ご来店なさってください。
(ご予算は1か月5000円程度からです。)








抗原検査キットいつ買うの?今でしょ!

福山市で漢方相談をしている今岡薬局医療センター前店の今岡です。
皆さん、コロナワクチンとインフルエンザワクチンを打ちましたか?
私は10月にコロナワクチンは4回目(従来型のみのもの)とインフルエンザワクチンを済ませました。

2022年年末にかけて新型コロナだけではなく、インフルエンザも流行すると言われています。
お盆前に発熱外来があふれているのを皆さん覚えていますよね?それにインフルエンザも流行すると
医療機関はパンク。
重症患者を救うことができなくなります。

じゃあどうする?
1)感染拡大する前に、新型コロナワクチン・インフルエンザワクチンをうつ。
2)発熱などの体調不良にそなえて
  新型コロナ抗原検査キット・解熱鎮痛剤を買っておく。
3)生活必需品(日持ちする食料5~7日分)など。
  高熱、のどの痛み、咳が止まらないなどあったら、固形物を飲み込むこともむずかしいです。
  OS1などの経口補水液も必要です。(脱水になっても点滴をしてもらえません。)

【注意点】
抗原検査キットは かならず 体外診断用・第一類医薬品 医療用 と書いてあるものを買ってください。
インターネットやドラッグストアで山積みになっているものは「研究用」とかいてあり、国の認可を受けていません。

広島県では、65歳未満で基礎疾患がない人が
自分で購入した体外診断用・第一類医薬品・医療用とかいてある抗原検査キットで陽性になった人は
インターネットで「広島県 陽性者登録センター」に登録してください。

その時必要なものは
1)本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーなど)
2)陽性反応がでた検査キット
3)検査キットのメーカーがわかる箱や袋
以上のものをスマートフォンで写真を撮影しアップロードする。

詳しくは 広島県のトップページ > 新型コロナウイルス感染症に関する情報 > 抗原検査キットで陽性になった方
にかいてあるので読んでください。

熱が出てから、薬局に抗原検査キットを買いに来ないでください。
薬局は病気の方が集まる場所です。感染拡大が起こります。

抗原検査キットをいつ買うの?今でしょ!



妊娠報告

福山市で漢方相談をしている今岡薬局医療センター前店の今岡です。
妊活漢方を飲まれている方が、自然妊娠されました。
やっと安定期に入られました。
甘くて飲みやすいシロップタイプの漢方を続けていくうちに、基礎体温が綺麗な形になっていって妊娠。
妊娠するには、基礎体温が低温期、高温期にはっきり分かれないと難しいです。
妊活を始めたい方は、ぜひ基礎体温を測って、記録してくださいね。

そのブツブツ、帯状疱疹かも。

福山市で漢方相談をしている今岡薬局医療センター前店の今岡です。
皆さん、体調はどうですか?

今日は8月28日です。新学期が始まった学生さんも多いのではないでしょうか?

この時期に、発症する人が多い病気が帯状疱疹です。
季節の変わり目に体がついていかず、免疫が低下して起こります。

帯状疱疹が怖いところは、気づくのが遅れると何年も神経痛が続くことです。
帯状疱疹後神経痛といいます。

帯状疱疹の初期は、軽い筋肉痛、違和感を感じる程度です。
そのあと発疹が筋のようにポツポツでて、虫さされのようです。
その段階ですぐに病院に行って、抗ヘルペス薬を7日間飲めば軽症で済みます。

気づかずに虫刺されと思ってほおっておくと、激痛に襲われることがあります。

体調が悪くて、体に痛みを感じたり皮膚にできものができたら、一刻もはやく皮膚科を受診してください。
内科ではなく、皮膚科です。
やはり、一番症例をみているのは皮膚科医です。

新型コロナ感染後も免疫力低下しているので要注意。
気に留めておいてくださいね。

HPVワクチンについて

福山市で漢方相談をしている今岡薬局医療センター前店の今岡です。
皆さん、体調はいかがですか?

新型コロナワクチン接種のことは連日マスコミで報道されていますが、
別の重要なワクチンの接種については触れられていません。

それは、子宮頸がん予防ワクチン、 ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症をふせぐワクチンです。
このHPVワクチンは、現在小学校6年生から高校1年生の女子は無料で受けることができます。

このワクチンを打った後に副反応が疑われる報告が出たために、積極的接種推奨が差し控えられました。(平成25年から令和3年)
専門家会議で長い間検証され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
詳しい流れは厚生労働省の「予防接種情報」→「ヒトパピローマウイルス感染症」を読んでください。

ここで重要なことは、HPVワクチンの接種をのがした女性がたくさんいるということです。
平成9年度生まれ~平成17年度生まれの女性です。
(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)
25歳~16歳(2022年現在)の女性です。
この世代で、ワクチン接種をしていない方は今なら無料でワクチンを接種できます。
このワクチンは3回接種しなければなりませんが、自費なら1回 17000円程度、3回で51000円かかるのです。
お金が高すぎて、受けたくても受けられなかった人は、ぜひお早めに。
また、子宮頸がんがHPVで起こる可能性が高いと知らなかった人は、ぜひ考えてみてください。
我が家は、上の子は2回打った時点で、接種見合わせで中断していました。
この度、3回目のキャッチアップ接種を済ませました。
下の子は、接種推奨を控えるというのが解除になり、3回すでに接種できました。
キャッチアップ対象者は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間無料です。

新型コロナワクチン接種とは前後2週間をあければよいです。
また、住民票がある地域でしか打つことができないと思っているあなた。
打つことができますよ。お住いの市町役所に事前連絡したら、そこから打ちたい病院に連絡してくれます。

えー、めんどくさいと思っているあなた。
がんの中で、子宮頸がんだけが予防できる可能性があるんですよ。
もちろん、100%ではありません。でも頸がんになる可能性が低くなります。(2年に1回はがん検診が必要です。)
日本では、毎年、1.1万人もの女性が子宮頸がんにかかり、2900人の女性が亡くなっています。
赤ちゃんが欲しい年代の女性が、子宮を取って妊娠できなくなっているのです。
毎年1000人もいるのです。
妊活を始めたいと思って訪れた婦人科で頸がんが見つかったお客さんもいます。

親戚に、対象の女性がいる方は、ぜひ声をかけてくださいね。